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内臓脂肪型肥満と皮下脂肪型肥満


 メタボリック症候群の予防法は、決して難しいことではありません。
主因は蓄積した内臓脂肪なのですから、まずは内臓脂肪をダイエットして、肥満を解消することが大切です。

 実は、肥満には、男性に多い「内臓脂肪型肥満」と、女性に多い「皮下脂肪型肥満」があります。
そして、リスクが高いのは「内臓脂肪型肥満」です。


皮下脂肪と内臓脂肪は別のものです。

お腹の皮膚の下にあって、摘むことができるのが皮下脂肪。一方、腹部の内臓の周りにあるのが内臓脂肪です。

また、内臓脂肪のほうが、脂肪を貯めやすく、また燃焼しやすくなっています。


日本男性の場合、ウエストが85cm以上あるとBMIの数値に関係なく、内臓脂肪が増えている可能性があります。
その場合、、腹部の皮下脂肪を手で摘めないようですと、内臓脂肪が増えている可能性が高くなります。


メタボリックシンドロームの意外な症状

メタボリックシンドロームの症状といえば、糖尿病や高血圧、高脂血症などを思い浮かべますが、意外にもメタボリックシンドロームで内臓肥満になると歯周病のリスクが高くなるという報告がされています。

歯周病の細菌や生理活性物質が血液を介して全身に運ばれて影響を及ぼすものと、最近の疫学研究で明らかになりつつあるようです。

歯周病は放っておくと細菌がたまり続けて歯肉炎がどんどん悪化していきます。

そうなると生きた細菌から出される毒性物と、リンパ球や白血球との戦いが始まり、負けてしまうと炎症性の生理活性物質が産み出されてしまいます。

この歯周病の影響が全身に及んでくれば、糖尿病で抵抗力のない人や免疫力の低い人は症状が悪化してしまいます。

糖尿病が悪化すれば、歯周病もひどくなり、逆に糖尿病を治療すれば歯周病が改善するなどの全身疾患との関わりが強いようです。

メタボリックシンドロームで内臓脂肪が増加している人は、歯周病の検診も受けてみる必要があるかもしれません。