●メタボリック症候群とは
メタボリック症候群とは、「メタボリックシンドローム」とも呼ばれ、心臓病や脳卒中を引き起こす危険の高い状態のことを指します。
自覚症状があまりないまま進行する生活習慣病の中でも、最近特に注目されており、テレビや新聞などでも特集として取り上げられるようになりました。
メタボリック症候群は、「肥満」、「高血糖」、「高血圧」、「高脂血症」などの危険因子が集積する病態であり、米国医師により、「死の四重奏」と呼ばれていました。
現在は「喫煙」を加え「死の五重奏」と言われています。
このような危険な状態なのですが、その危険性に対する認識はまだ十分になされているとは言えません。
メタボリックシンドローム診断基準の比較
外国でのメタボリックシンドロームの診断基準
外国におけるメタボリックシンドロームの診断基準には、米国高脂血症治療ガイドラインとWHOによるものの2種類の診断基準があります。
まずは、米国高脂血症治療ガイドラインによるもので、腹囲・中性脂肪・HDLコレステロール・血圧・空腹時血糖値の5項目のうち、3項目が該当するとメタボリックシンドロームと診断されるようです。
次にWHOによる診断基準は、高インスリン血症または空腹時血糖値に加えて、内臓肥満またはBMI指数または腹囲、脂質代謝異常、高血圧、マイクロアルブミン尿症のうち2つ以上を該当するものをメタボリックシンドロームと診断されます。
日本での診断基準に比べ、腹囲や空腹時血糖値、高血圧の基準値が少し高めに設定されていますが、やはり体格や、食生活の違いなども診断基準の違いに少なからず影響しているのでしょうか。




